VOL.141
「自作への意欲」
私、昨年まで、ほぼ1年毎にPC自
作機の新規更新をしてきたけれど、
今期は、さてどうしようかと迷っ
ている。
思うに、新規自作の動機付けに一
番大きいのが、大幅な技術革新に
よる、現システムの旧態化・陳腐
化だと思うんだけど、私には最近
それが余り感じられないのだ。
例えばシステムの中枢、CPUその
ものにしてもクロック数は頭打ち
だし、今の私のCPUが3.4GHzだけ
ど、それ以上のものは1年半近く
経った今でも余り世に存在しない。
それから例えばインテルCPUの種
類の複雑なことも、それで優劣が
簡潔にピンと分からないことも、
更新を躊躇する原因になっている。
チップセットの大革新。AGPからP
CI Express×16などは、新しいも
の好きの私としては、当時絶対無
視できるものではなかった。ビデ
オカードも最新のが欲しいし、今
でもチェックはしている心算だ。
現在、GeForceの6600、ビデオメモ
リー256MBだけど、それは価格と対
象レベルは下がったものの、今も
現役で売られている。新しく7600
とか7900が出ているが、元々3D表
示に縁のない私が、最新を持ちた
いと言うだけに、数万円かけてそ
れらを更新するほど、私も経済的
に余裕のある「旦那趣味」はない。
それから話がくどくなるが、ケー
ス、マザーボード等の新規格BTX
の自作市場への普及が一向に進ま
ないことも問題だ。
私の今後の課題に「水冷」もある
けれど、大元の基盤の様子そのも
のが行き先心許ないのでは、市場
も活性化しないだろう。
思うに、インテルから4GHz超のCPU
が早く発売されて、BTX規格のマザ
ボ、ケースの選択肢が広がり、そ
れから、OSは待望のウィンドウズ
VISTAだ。そんな環境が整えば、私
もすぐさま貯金通帳を握り締め、
買いで飛び出ることだろう。だか
ら逆に言えば購入はまだ先、そん
な結論に至る今日この頃である。
平成18年5月4日
e-mail vw3330@docomo.ne.jp