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VOL.154「携帯電話のパケット代」

それ程までに、携帯電話のパケット代というものが高いとは思わなかった。
先日、ド○モから料金の請求明細書が郵送されて来た。見ると料金は、我が家
の光ファイバー・インターネットの接続料、2つのプロバイダの利用料、レン
タル・サーバーの利用料、himataro.comドメインのレジストラへの料金、もろ
もろの合計額に匹敵する程高額なものだった。

その金額を見て、これはきっと家族会員である高校生の息子の利用によるもの
だと決めつけて、そのことについて注意したばかりのことだった。息子が、き
っとWebサイトを閲覧したりして、知らず知らずのうちにパケット料金がかさ
んだものと決めつけていた。

このパケット料金て、私がパソコンでインターネットする感覚で言うと、一度
ブラウザで読み込んだデータはキャッシュとして残っているわけだから、再読
み込みしても、必要なのは変更部分だけのことで、それほど新たなデータはな
いものと感じていたが、実のところ携帯電話はそうではないのか。

例えば、株価のページで「更新」ボタンを押すと、すべて改めて通信してパケ
ット料金として課せられるものだろうか。そのページ、たとえ変ったとしても
株価の金額の部分だけなのだが・・・。まあ、値段を見るとどうもそうみたい
としか思えない。

考えてみれば成程、パソコンみたいにハードディスクは積んでないので、そも
そも無理な相談なのかも知れない。どこまで行っても携帯電話は、音声だけで
なくテキストとか画像とか動画とか、そんなデータもリアルにやりとり出来る
頗る便利な「電話」なのだ。

で、濡れ衣の息子に対しては申し訳ないが、この週末、料金プランを「定額使
いほーだい」に変えることでこの状況に対処するつもりだった。それが真相が
分かって(電話番号ですぐに分かったものを・・)、だから言うまでもなく、
もちろん私も「定額使いほーだい」でないからこそ、これだけの利用料金にな
ったのだ。

最近、私の携帯電話の利用(電話・メール以外)というのが、Yahooオークシ
ョン、ファイナンスを見ることなのだ。オークションは、「徳島切手会」の出
品の状況確認。ファイナンスは勿論、1年前から塩漬状態になっている持ち株
の、上がり下がりの確認である。

人間えらいもので、株価も右肩上がりの「上がり」状態なら余裕もあって頻繁
にも確認しないでもつのだろうが、下がり続ける悲惨な状況では、それこそ1分
おきにでもデータを更新しないと済まなくなる。それでも、なおも下がり続け
るものだから、相変わらず怒っていたりする。

それでこの際、今度は私の料金プランを「定額使いほーだい」にコース変更し
ようとも思ったのだけど、考えてみれば携帯電話で是非とも見ないといけない
データでもなく、少し辛抱すれば家に帰って大きな画面で、時間に関係なく見
れるわけだから、そうするまでのこともないか、などと今は考えている。





2007年6月10日


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