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VOL.156「外から見られない自宅サーバー」

OSは、Windows XP。サーバ・ソフトは簡易なAN HTTPD。あとメール・ソフトな
ども構えて、何年も前から自宅サーバーの運営を行っていた。もちろん、それ
用にパソコンを準備しているということではなく、パソコンを自作していたら
当然古い余ったパソコンが出来る訳だから、それを利用するという段取りだ。
4台ぐらいころがっている私のマシン群の中で、2番目の「サブ・マシン」が丁
度自宅サーバーになっているのだ。

サーバーと言うからには、いつも電源を入れ稼働しているのが当然だが、何も
そこまでして見せるWeb Siteでもない。電気代というか、いつもブォン・ブォ
ン部屋でファンが回っているというのも、留守にしていても少々気になるもの
がある。ましてや自作マシンである。以前マザボから火を噴いた経験を持つ自
分だからこそ、気になるものがある。それで、必要に応じて電源を入れて、た
まに観て貰おうということにした。

無料のダイナミックDNS・サービスを利用して、「DICE」を使って常に変化す
るDNSをドメイン名に対応させようというものだ。またhimataro.comのTOPペー
ジにCGIを使って、そのダイナミックDNSが提供されるドメインが表示されたら、
つまり自宅サーバーが動いたらそれと分かる、例えば「稼働中」とかいうGIF
画像で表示しようという仕掛けも設置した。
(現在、このCGIも動かなくなっている。前回のトホホ話参照)

勿論、そのパソコンはリムーバブルHDDを使ってLinux(今はFedra7)も動かし
ているのだが、Apacheを使ってWebサーバー、Sendmail、POP3などで、メール・
サーバーも作ったことがある。だが、そう何もかもという訳にもいかず、Linux
の方は中止した。WindowsXPではIISサーバーを使ってやってみたこともあるが、
世間での噂か、一時その脆弱性に不安があってこれも途中で止めた。

そんな経緯があって、最初に書いたHTTPDでのサーバー運営を初めて、もう何
年にもなるが、インターネット環境を光プレミアムにして、今まで愛用してい
たルーター・YAMAHAのネット・ボランチから、NTT西日本のルーター機能を持
った機器に変えてから、自宅サーバーに対してDHCP機能を無効にしてだとか、
80番ポートを開ける云々、何故かサーバー公開の設定が出来なくなった。

以前は確かに、外から見えていた自宅サーバー。携帯電話からもチェックした
し、ある時はNTTのサポートの人に、自宅サーバーのコンテンツが表示されて
いるか確認してもらったりもした。しかし、そんなこんなで、今は外から見え
ない状況になってしまっている。

でも、コンテンツは「健康オタク」コンテンツとして、日々の体重、体脂肪、
血圧などを毎日記録しているものだから、ファイルの更新は随時まめにしてい
る。今誰かに見ていただくことはないしにろ、「トホホ」な自宅サーバーの状
況に現在なってはいるが、そのうち必ず以前のように公開できることを期して
いるのだ。





2007年8月12日


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