2011年7月には，テレビ放送がアナログ方式から地上デジタル方式へ完全移行
する。家のテレビはまだぶ厚いブラウン管テレビで，なかなか買い換えまで至
っていない。理由は先立つ物がないからである。ご丁寧に，最近は画面の右上
に，うっすらと「アナログ」などと表示してくれている。わざわざ言ってくれ
なくても，十分承知しているのだがー。

まあ，そっちの方はさておき，私のパソコンに関しては，最先端を常に追い求
めている使命がある。TVチューナー・ボードはアナログのを随分前から，PCI
に内蔵している。まあこのボードもVISTAにしてからは，表示ソフトが非対応
で，動かない。だから，無用の長物になっている。このままではいけないだろ
う。

まず，地上デジタル放送を見るには，著作権保護技術（HDCP）に対応するビデ
オカードと液晶モニターが必要になる。私の現在の状況としては，昨年8月の
自作マシン更新の時ビデオカードは当時最新のGeForce9800GTX+にしているの
で，勿論HDCP対応製品である。言うまでもなく，TVチューナーボードは地デジ
対応キャプチャボードに買い換えないといけない。この際，PCIExpress×1の
があればいいけどね。

問題は，今のナナオの24.1インチ液晶モニターである。 買った当時15万円程
したと思うが，当時HDCPにそんなに拘る気持ちがなかったので，まだ非対応の
時期に買ったものだ。買ったすぐに「HDCP対応」のマイナーチェンジが施され
たが，その時は別に残念にも思わなかったが，地デジが現実味を帯びた今にな
って，惜しいことをしたと思うのである。

今のをソフトのバージョンアップみたいな作業でHDCP対応に更新できる，とい
うのなら，ある程度の費用を出してもいいと思うが，そういう類のものではな
いのだろう，きっと。ということで，液晶モニターの買い換えへと話が進む訳
だ。これが，資本主義経済の理屈である。地デジチューナー搭載のディスプレ
イが，面倒臭くなくていいがー。しかし，液晶モニター，最近大きくてもすご
く安いのがあってびっくりするが，やはりEIZOみたいなブランド物は，値がは
るのは変らない。さあ，どうする？内蔵ドライブを書き込み型のブルーレイ・
ドライブに変えたいし，そうしたら，ブルーレイ映画など，もっと綺麗に見た
いし，当然モニターの質の話になってくる。

昨今の景気の悪さ，私にしても経済状況は厳しいし，「地上デジタル放送が見
たい！」とは言っても，田舎の我が家で，果たして今見えるのかどうかも知ら
ないが，まあ可能な限りは，近い将来パソコンだけは時代の流れに乗っていた
いと思う今日この頃である。