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VOL.192「ハードディスク・クラッシュ!@」

今回の久しぶりの大掛かりなハード更新、「自宅サーバーが見えなくなった」
とか、サブ・マシンのマザーボードの取付板が外れず(後ろ側でネジ止めされ
ているのを失念していた)、無理に引っ張って指を切って血が出た」とか、そ
んな些細な事を除けば、そこそこ順調に事が運んでいるようでありましたが、
メイン・マシンの更新が済んで、サブ・マシンへの入れ替え段階で、大変なこ
とが起こっちゃいました。

サブ・マシン、これには主にWindowsXPで自宅サーバー、VistaでMP3の音楽鑑
賞用て具合のダブル・ブートで使っていたんだけど、XPの入っていたハードディ
スクが動かなくなりました。いや、正確には起動の段階で止まるようになりま
した。いや、もっと正確には、以前から不調の兆候はありました。何かの時に
「シャッ・シャッ・シャーシャー」といった異音がして、読み込みがストップ
することが頻繁に起こるようになっていたのです。そう、とうとう逝っちゃい
ました。

しかし、ハードディスク、突然壊れた事はあっても、この手(徐々に壊れる)
の経験は初めての私は、何かソフト的な読み込みの不都合かと思ったり、アッ
プデートしようとして出来ないで、何度も読み込みしているのかとか、ウィル
スソフトのファイル検査の何かとか、ウィルスソフトをアン・インストールし
てみたりして、要するに状況を軽く見ていました。

サブ・マシン、こんな本調子ではないにしろ昨日までは、使えていたのです。
「シャッ・シャッ・シャーシャー」の合間に、自宅サーバーで公開している
「ダイエット・コンテンツ」(毎日の体重とか血圧とかを記録している)、の
記帳も出来ていたのです。しかし、そんなお気楽な私でも、さすがにこれはヤ
バイかなと思って、数日前には、自宅サーバーのファイル、「徳島切手会」の
経理ファイルなど、いざという時のためにVistaの方に避難はしてありました。
しかし、何度も言うように、事の本当の大事さを認識していなかったため、こ
れでは不十分でした。

動かなくなる前、Vistaの方を起動した時に、これはヤバイ、と感じました。XP
の方のハードディスク、BIOSで認識してはいるけど、フィアルの詳細など見に
アクセスしてもアクセスできない。こんなことは、初めてでした。ということは、
これはXP内のソフトの問題じゃないと悟りました。しかし、これは、遅きに失
した。

案の定、次回XPを起動して、何度やっても途中で止まってしまう。セーフ・モ
ードでも駄目。何をやっても途中でリセットがかかる、この現実。試にXPのデ
ィスクで「修復」を試みたけれどもこれは駄目。再インストールを試みても駄目。
でも、大事なファイルは既に辛うじて避難できている、と思ってこれまた安心
していましたが、よく考えてみると、写真関係、古い前のデジカメで撮った入
学式とか、旅行とかの子供の写真、我が家の新築時の写真、前の車の写真とか
が、このハードディスク以外に、どこにも存在しない可能性が出てきた。

そうなると、思えば思うほど、無くして惜しい思い出ばかり。半泣きになって、
何台ものマシンに繋がった、数あるハードディスクに、Windows.oldファイル
か何かで隠れているんじゃないかと、全て探してみたが、出てくるのは、Vista
以降のファイルばかりで、今の新しいデジカメの写真ばかりだ。焼いて何だっ
たか分からなくなったCDとかDVDも再度開けてみたが、無い。だんだん、焦って
きた。

じゃ、古いデジカメのメモリーカードとかに残っているんじゃないか、あれば
全てOK。即、問題解決だ。それで勇んで、古いデジカメにを久しぶりに充電し
たが、「There are no files in this camera.」と、最後の望みも絶たれた
感じだ。辛い現実。

このお話、現在進行中でして、今の状況は、ハードディスクのデータ・レスキ
ューをパソコン・ショップに依頼中です。まだ結果は分かりません。初期費用
が5千円。これは必須費用。データが復旧できたら、成果報酬3万円。高いか安
いかは、人それぞれでしょうが、私の場合、あと1日、まがりなりにも動いて
くれたら、あと1日早くハードの不具合と、大事を認識できたら、と思うと悔し
い思いです。(続く・・)





2010年11月23日


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