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VOL.193「電源も逝っちゃった〜」
メイン・マシンの更新から、サブ、次にサブサブ・マシンと中身を入れ替えて
いくにあたって、突然サブ・マシンのハードディスクがクラッシュして、今PC
ショップにデータ・レスキューを依頼中、というところまで、前回書きました。
その後の結果を簡単に言うと、まあ期待外れでした。ある程度救えた写真はあ
ったのですが、その数はしれています。成果物のCDに綺麗に私の名前などラベ
ル印刷していただくのも、それって返って腹が立ちます。初期費用+成功報酬
の合計3万5千円、どうも納得する、しない微妙なところですが、殊更ゴネて気
分は泥沼状態というのも大人げないし、ここは突然の交通事故にでも遭ったと
諦めました。もう、終わりにしたい、というのが本音です。所詮、パソコン・
ショップの店員にしたって、使える技ってこんなものなのでしょうから。
しかし、返す返すもデジカメのSDカード・レスキューの方がよっぽどよかった
と後悔はするのです。料金は半分で、きっとほぼ復旧するのでしょうから。
お爺さんも言っていた「慌てるカツオは針を飲む」とは、成程言い得ています
なー。まあ、こっちはホトボリが冷めて、資力が回復したらこの方法も再度考
えてもいいかな、なんて思っています。
さて、話を進めると、その後なんとかダイナミックDNS利用の自宅サーバーなど
も復活して、いよいよ並行作業で、3台目のマシンの中身交換も始めようと、
奮闘・画策を始めました。しかし、部屋に転がるマシン用のケースに気の利い
たのが無いのです。何せ鉄板の、ファンも小さい古いものばかり。何年も電源
入れたことのない、埃をかぶって眠ったのばかり。それで、新しいスティ−ル
の電源無しの安いのを買うことも考えましたが、もうこれ以上の出費は勘弁願
いたいので、この今持っているのを使うことに決定しました。
改装・現役復帰のため、ケースの埃を雑巾で拭き、サブ・マシンに付いていた
電源など外した部品を組み上げ、いざ電源投入しましたが、やはり起動しません。
しかし、この時は別段私、何も慌てはしません。きっとマザーボードにつなげ
る「POWER」ピンを違うところに差し込んでいるのでしょう。いつも私、正直暗
くて見えない(老眼・・)ので、ここんところは勘でやっていますので。
しかし、何回ピンの差し込みを変えてやっても電源は音沙汰なし。さすがに私
も焦りだして、やっぱり古いケースなのでスィッチが変になっているのかと疑
って押して押してして、次に何かの拍子に電源コードを思いっきり抜き差しし
てみた。すると、その差し込んだ瞬間火花が散った。「バチッ」と音がした。
あら、嫌な展開。
試に、元々この古いケースに付いていた電源と交換してみると、見事電源のフ
ァンは唸りを上げ、マザボに命が蘇った。ということは、スイッチは正常だった
のだ。それから、この前まで動いていた、電源がこのドサクサで死んじゃった
と言うことかー。またまた私を襲う新たな不幸。そう、そっとしておけば機嫌
よく長生きするものを、何かと弄るからこんな事にもなる。先のハードディス
クにしてもそうだった。でも、分かっちゃいるけど止められない。
この成り行きの救いは、期待していなかった放っていた電源が使えるかも、と
いうこと。しかし、何時間も使うと突然火を噴かないかと、心配は尽きない。
それでも、WindowsXPの専用マシンが必要なので(Windows7のXPモードはなかな
か使えて便利なのだが、Win7が64ビットなので、古いスキャナー、TVボードな
どXPモードでも使えないので困っている)、ぜひ老体に鞭打って頑張ってもら
いたいのだ。しかしこの電源、ちょい昔のなので、直付のケーブル、今時のと
少し違うか大丈夫か?とりあえず、今回使う予定のハードディスクは昔の電源
の差し込みで大丈夫みたいでだし、CPU横供給のコネクタも大丈夫みたいで、ま
ずは安堵した。
では、この続きはまた後日ご報告します。
2010年12月25日
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