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VOL.205「ノートPC再生化計画」
家人の手荒い扱いによって一旦は死んだノート・パソコン2台、どうにかならん
かと、最後の頼みは私(?)とこの度手元に舞い込んだ。彼の天皇陛下の手術
をされたお医者様みたいなゴッド・ハンドの様(例えて申し訳ない)に、両手
を舞うように素早く動かし、サクっと手際よく治したいものである。華麗な復
活劇、この際「トホホ」の文字は封印してね。
ノート・パソコン2台のうち1台がNECのWindowsVISTAマシン。もう1台が、富士
通のWindows7というもの。どちらも、買った時は、液晶も大きく綺麗で、ソフ
トも一杯入って、なかなか豪華なものと思ったものだ。
先ず診察は、新しい方のWindows7マシン。簡単に言って症状は、Windowsが起動
できないというもの。DVD-ROMドライブは生きているし、試にCDでLinuxを動か
してみると何の問題も無く使えた。だから、ハードディスクさえ交換すれば普
通に使えるとの判断を下した。処方は新規にHDD1台。いつものネット通販で6千
円ぐらいだった。
ハードディスクが届いて、さっそく交換の手術である。無精をこいてリカバリ・
ディスクが無いので、全く新規での作業になる。ゴッドハンドは華麗に蝶の様
に舞った。最初HDD、交換したすぐにBIOSで認識されなかったのには少々焦った
が、一旦Linuxのインストールを行い認識を済ませ、Windows7、Ultimate64ビッ
トに入れ替えるという手順で問題をクリアした。
インストール後さっそく使ってみたが、インターネット、無線はすぐに繋がっ
たが、有線LAN(イーサネット)を認識しないのには少々手を焼いた。もともと
32ビットのホームプレミアムだったのを、Ultimate64ビットにした因果か、面
倒だけどドライバから新規に入れないといけなくなった。
富士通のWebサイトでは、勿論この機種で62ビット版のドライバを用意する訳
はなく、LANのチップ名を調べ、メーカーのサイトで対応するドライバを見つ
け(これが皆英語なんで、まあ厄介な事だった。)インストールするのにかな
りの時間を要した。(簡単にexeファイルとかの提供ではないので。)
しかし、それでも「ゴッドハンド〜♪」と叫んで一発、見事認識させたのには、
我ながら自画自賛である。パチ・パチ。こうして、最初入っていたソフト類は
無くても、Office2010を入れて見かけもまずまずの、見事復活と至ったのである。
「ああ、めでたし・めでたし。」
次にWindowsVISTAマシン。これは、やはりハードディスクが壊れているとの診断
だが、DVD-ROMも回らないという合併症があるのが更に厄介だ。LinuxCDが使
えないのが痛い。また、壊れたHDD、先の富士通マシンはネジを外して、カバー
を取れば、すぐに交換できたのだが、こちらは内蔵ということで手術は一層難し
い。最初表示されるBIOSも、なんだか不安定だし、頼りなさはひとしおである。
それで、苦肉の策としてLinux、CDの代わりにUSBメモリにインストールして
そこから起動してみようと考えた。
そうして、ubuntuのisoファイルをUSBメモリ(それ用に1千円の出費なり。)に
インストールして、それから後はどうなった?それは、次回に乞うご期待と相成
りまして候〜。ベンベン。
2012年2月27日
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