VOL.75 「さて、余ったCPU・・」


前からお話しているように、私のメイン・マシン
ソケット370へのマザーボード換装の結果、余ったスロット1
CPUがあるんですが、それ、サブマシンの方で利用できると
考えていました。

そのCPU、ペンティアムVの450MHzなんですが、まだまだ現役で充分
通用するものでしょう。
このまま、お蔵入りはもったいないし、今のサブマシンに付いて
いるのがペンティアムU400MHzなんで、交換すれば僅かでも性能アップ
には違いないんです。

それから、そのサブマシン、WIN98とLINUX(Redhat6.2J)
で使っているのですが、最近の、LINUX、ある程度マシンの性能を
要求するみたいで、128MBのメモリー積んでいても、カリカリ、
スワップはするわ、アプリの起動に、すごく時間がかかったりするわで
そこそこ、ハードも放ったらかしでいられないところがあるのです。

それで、さっそく両方のCPUのチェンジに取り掛かろうと
しました。
スロット1については、私、自作も経験済みなんで、そんなこと簡単かな
と思っていましたが、しか〜し、改めてよく見てみると、
同じスロット1のCPUでも、2つとも、ファミコン・カセットみたいな
のには違いないのですが、スロット脇の支持具の形状に違いがある
のです。

だから、CPUのパッケージそのものに違いがあるということで、
雑誌で読んだことがあるのですが、いや〜失念していました。
新しい方がSECC2というパッケージで、違うんですよね。

しかし、一応せっかくガワも開けたのだから、これまた余っている
64MBのDIMMを差し込んだりして、とりあえず、「ふ〜」とため息ついて
さあ、これをどうしたものか・・と思案しました。

差込自体に差はないのでしょうから、その支持具さえフィットする
ものに取り替えれば、大丈夫なのでは・・と考え、パソコンショップ
DOS-Vパーツ屋さんに行って探してみたのですが、ファンとかケーブル類
などは割と品揃えもあるのですが、マザーボードのさらに
それに載っている部品なんて、どこにも見当たらない。

これが秋葉原とか日本橋とかだったら、難なく見つけられるので
しょうが、何せ地方の中都市、中途半端で困ったものです。

それからCPU、ペンVの方は取り外せたのですが、今使用中の方の
ペンUの方がそうしても、取り外せない。出来るだけ力いっぱい
やっているつもりなんですが、悲しいかなこっち(ペンUのパッケージ)
の方は自作の経験がないので、その仕組み自体があまりよく分かって
ないんで、要領がつかめない。

といった状況で、そんな交換の願いも叶わず、とりあえずサブマシン、
そのままの状態で使っているんだけど、何かもったいないよな〜。
それから、「トホホ〜」の極めつけが余っているペンV、見事外して
交換を待つだけなんだけど、一応、マザーボード(ASUSのP3B-F)
(これも余っているんだけど、以前雷が落ちて、シリアルポートが
使用不可になっている。それから、電源が壊れるなどのトラブル
続きで、もう使えないかな〜と思っていたんだけど・・。)
に戻して、いざとなったらもう1台自作、ていう方向も考えてみたい
んだけど・・、これがまた調子悪い。

今度は元にうまく差し込めないないのです。支持具がしっかりと収まら
なくって何だか頼りないのです。こんな感じじゃ、マザーボード
立てて使っているうちに、その重みで落ちてくるんじゃないかと心配に
なってきます。

という経過で、メインマシンのパワーアップを図ったのが夏の終わり、
それから、このマザーボード&CPU、(おっと、まだ64MBのDIMMも
1枚余ったままだ・・)ビニールカバーをかけて、どこかのパーツショップ
の展示品みたいに、そのままこうして、部屋の片隅に鎮座ましましている。

ん〜、どうにか活用したいんだけど、どうしたものか・・
やはりもう1台造れ、てことかいな。
しかし、いったん外してから、何だか今の状況、
しっくり収まらないし・・、金は要るし、とほほ〜。

では、また報告します。


 平成12年11月19日

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